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2009年9月22日火曜日

創作文の続き その10?

昨日までと何か違う。

僕はそう感じていた。
特にこれといった根拠があるわけではない。

でもなんとなく感じる違和感。
道場に着いて気のせいでない事がわかった。

そこにいたのはみんなに木山と呼ばれている少年だった。
「木山…さん?」
僕の記憶上、木山さんは女子だったはず。
少し男勝りなところもあるけど
あれは女子だった。
勘違い?
それとも夢?
混乱する僕に
佐々木くんが話しかけて来た。
「おーす。どうかした?ボーっとして」
あれ?佐々木くんてこんなに普通だったっけ?
もっと近寄りがたい人だったような…

まぁ一番違和感ある木山さんに話してみよう。

「あの…」
「何?」
怖っ!
凄い顔で睨んできた。
「なな…何でもありません。」
思わず退いてしまった…
情けないなァ…
「冨田をいじめるなぁ!」
へ?
金田さんが僕と木山さんの間に割って入った。
アレ?
彼女そんな人だったっけ?
「お前はホントガキだな!」
金田さんが木山さんに言った。
「う…」
木山さんが退いた。
金田さん強いな。
「やったぁ。ウチ勝ったよ!」
僕にピースしてきた。
「すごいね金田さん。」
素直に感想を述べる
金田さんは不満気な顔をした。
「なんかいつもと違う。」
えぇ!?
僕は普通にしてるよ?
てか、そもそもそんなに絡みがなかったよね?

部活の間考えた。
しかしどう考えてもこの変わりようはおかしい。

やっぱりちゃんと訊かなくちゃいけないみたいだ。

「木山さん。」
「何?」
またジト目…怖いよぅ…
「こんなこと訊くのは失礼かもしれないけど…」
「あ?何が言いたいの?」
木山さんが更に睨む
耐えろ!僕!
「木山さんて…その…女の子じゃあなかったっけ…?」
木山さんが一瞬驚いた表情を見せた。
そしてすぐに元の表情に戻って言った。

「あんた…それ本気で言ってる?」


続く。

2009年9月21日月曜日

創作文の続き その9

頭が痛い。

俺が目を覚ましたとき
すでに辺りは暗かった。
時間は…9時!?
オイオイヤバいだろ。
今から家に帰っても
無駄に怒られるな…
「大丈夫だ」
何が大丈夫なのかな佐々木くん…?
「お前はここにいても親に心配はされない。」
何故?
「もともとこの世界にいるお前は部室で生活していたからだ」
な…嘘だろ?
「嘘だ」
しばくぞコラ。
「すまん」
本当の理由を教えろ。
「お前は家にきちんと帰っているからだ」
どういうことだ?
「家族全員に幻覚を見せている」
何でもアリなんだなこいつは。

夜の学校は人気がまるでなかった。

校舎の灯かりが消えていたので残業をしてる先生はいないようだ。

静寂に包まれた部室は
そこに居ないものを思わせる
不気味な空気を発していた。

俺は気を紛らせようと辺りを見回した。
佐々木は用事があると言ってどこかへ行ってしまったし
今、この空間には俺と金田の脱け殻しかない。

…ということは…

やりたい放題じゃありませんか!!!

…って待て待て待て待て。
落ちつけ俺。
それはマズい。
バレた途端に俺の地位が無に等しくなってしまう!
しかし、テンションのせいかわからないが
いつもよりちょっと可愛いような気が…
…って待て待て待て待て待て待て。
何を考えてるんだ俺はァ!
激しい葛藤が続く。
挙句の果てに天使と悪魔まで出てくる始末。

『誰も見てねぇからやっちまえよ』
と悪魔がささやく。
そうか…そうだよな。
誰も見てないよな。
『待って。
そんな事をしたら取り返しがつかなくなるわ!』
と天使が抗議。
…いかんいかん。
そうだよな。
『何言ってんだよ。ちょっとだけなら大丈夫だろ?』
むぅ…ちょっとだけなら…
『手を出した瞬間、貴方は彼女を悲しませることになるわ!』
…!やっぱりだめだ!
『ごちゃごちゃうるせぇんだよ!』
『きゃあ!』
ついに悪魔が天使にダイレクトアタック。
天使のライフはゼロに…
悪魔が勝利した瞬間、俺の手は金田に伸びていた。
「ぬぁーにやってるんだァァァ!!」
背中に衝撃が走る。
「痛てェェ!!」
振り返ると木山がいた。
凄い形相でこちらを睨んでいる。
「お前…今何をしようとした…?」
え…何…って…
「返答によっては…」
木山が指をパキポキ鳴らす。
アハハ…怖いな…
「フルボッコの刑に処す…!」
何もしようとしてない!
誓う!
「じゃあその手はなんだァ!」
すでに俺は服に手をかけていた。
これは…その…ごめん。
「死ィィねェェェェ!」
木山が襲いかかる。
…俺、死んだかも。

「お遊びはそこまでだ」
佐々木が木山を止めた。
間一髪…生きてる。
「いいか。これから大事な話をする。」
大事な話?
「その為に木山に来てもらった。」
だからいるのか。
でも助かったぜ。
あのまま誰も来なかったら
今ごろ俺は…
…考えるの止めよ。ゾッとする。
「で、どんな話なんだ?」
木山が佐々木に訊いた。

佐々木は俺たちを見て言った。

「元の世界に戻るための話だ」

続く。

2009年9月20日日曜日

創作文の続き その8

久々だから前回のあらすじ

俺はなんやかんやでいろいろあって
今は金田の体に入っている。

きちんと知りたい人は前のを読み直すように。


マジかよ…
またこの体なんて…
『…い。』
佐々木め…妙なことしやがって…
『おい!』
ぶつぶつ…はっ?!
『いつまで呆けているつもりだ』
あぁ?
誰のせいだよ!
『とにかく高校に戻って来い』
「まてよ。俺は学校への道はおろか
この家の間取りすら把握してないんだぞ?
いったいどうしろっていうんだよ?」
『心配するな。どうにでもなる。』
他人事だと思って適当なことぬかしてんじゃねぇ!
『適当に言った訳じゃない。』
じゃあどういう訳だ。
『学校へ行きたいと思え』
は?
アホかこいつは。
『いいから念じろ』
そんなんで学校に戻れたら苦労しねぇよ。
『時間が無い。急げ。』
あーもう。うるさいな…
俺は渋々念じた。
すると体が勝手に動き出した。
「なななっ!?」
そのまま玄関へ向かう。
「何が起きてるんだ!おい!佐々木!」
『問題ないそのまま身を任せろ』

え…マジかよ…
驚いたことに気づくと高校まで来ていた。

「言っただろう。問題ないと。」
佐々木が道場の外で待っていた。
「…の野郎ォ…」
怒りが込み上げてくる
俺の拳はヤツに一発浴びせないと
気がすまないようだ。
「ぶっ殺す!!!」
俺は佐々木に殴りかかる。
しかし次の瞬間佐々木は俺の後ろにいた。
「では戻ってもらうとしよう。」
俺の体に何かが絡みつけられる。
「な…」
そして佐々木は叫んだ。
「chain mine!!!」
発音◎ですね。
体が宙に浮くのを感じた…

アレ?
ここどこだ?
視界が霞む…
「…」
よくわからないが人がいるらしい。

しかし、それが誰だかわからなかった。

「…みたい」
かすかに声が聞こえる。
「…な」
何か話しているようだ。
「…もう一人の俺…」
「…山…雅経だ」
「…俺も…木山…経だ」

声が途切れた。

霞んだ視界が歪む。
俺の意識は再び遠くなった。

遠くなる意識の中でキーワードをつぶやく
…木山雅経…
もう一人の俺
…俺も…?

わからない。
わからない。
わからない…


気がつくと横で金田が寝ていた。

金田を見てるってことは
戻った…んだよな…?

頭が重い…
もう少し寝よう…

再び眠りについた。

2009年9月13日日曜日

創作文 番外編

これは俺がもうひとつの世界に飛ばされる
少し前の話…


夏休みの頃の出来事だ。

部活が昨年同様
それなりにあり、

俺は部活を理由に宿題をサボっていた。

こんなもの少し本気でやればすぐに片付く。

そう言いきかせていた。

その日も俺は部活に行った。
宿題から逃げる為に。

部室には既にみんないた。

このころからだな。
俺が平気で遅刻するようになったのは…

「おーす!」
「おはようございます!」

みんながあいさつする。

ここの雰囲気はホントにいい。

「おはよう。」
木山が話しかけて来た。
あ、一応言っておくけど
木山はまだ男だ。
「おはよう…」
眠気全開で返事する。
「起きろー!!」
木山が思いきり背中を叩いた。
背中に紅葉マークがついたらどうしよう。
それぐらい痛かった。
当然眠気は吹き飛んだ。
「痛!!…おはようございます!」
「いい返事だ。」
てめえ…
いつか壮大に仕返ししてやるぅ…

背中の痛みは稽古中も治まることはなく
結局、終わるまで痛かった。

「…いてぇ…」
俺がぼやいていると
金田が寄ってきた。
「どーしたの?」
「木山にやられた背中が痛いのさ」
すると金田は俺の背中をさすってくれた。

『えぇ娘やわ〜』

心の声を悟られない様に
無表情を保った。

まぁ顔に出ても
金田だし多分大丈夫だけどね。


「そういえば、冨田って誕生日いつ?」
金田が突然訊いてきた。
いきなり何だ?

「2月10日だけど…?」
すると金田は驚いた表情で
「へー。木山さんとこの息子さんと一緒なんだー」
と言った。
「へーそうなんだ…」
俺と木山の誕生日がねぇ…


この事実が後に俺を苦しめ、
俺を救う事になるなんて
この時は思いもしなかった。


思いつきで新設定投下です。
この設定をどう転がそうか
考えずに書いたので
これから考えようと思います。

2009年9月10日木曜日

創作文の続き その7

前回までの…以下省略。


省きすぎ!!

もういいよね?
そこまで省くなら最初から言わなくてよかったよね!?

またしても天の声のボケが聞こえた。
どうやらスルー出来ないようだぞ。

っとそんな事言ってる間に
佐々木が行っちまった。

急いで俺は後を追った。
といってもそんなに離れてないから
すぐ追いついたけど。

「少しくらい待ってくれてもいいんじゃないか?」
「先に行くと言ったはずだが?」
こいつこっちだと冷たいな。
「金田のことだが…」
「!?」
急に話すなよ。
びっくりするだろ!
「それはすまなかった。続けていいか?」
構わん。
「金田は今、意識を抜かれ昏睡状態にある。」
何だと!?
「故に金田は家で寝込んでいる。」
寝込んでるって…
「それ…ヤバくないのか?」
「意識が消滅したわけではないから大丈夫だ。」
「そっか…」
少し安心した。
「でもどうしてそんな話をしたんだ?」
「これからの展開において金田の存在が必要になってくるからだ」
展開?何のことだ?
「そこで、お前には再び金田の体に入ってもらう。」
それより展開って…ん?
なんか今凄いことをサラリと言われたような…
「あの…佐々木…もういっぺん言ってくれるかな?」
「お前には再び金田の体に入ってもらう。」
アホかこいつは。
「お前は本気で言ってるのか?」
「ああ、大本気だ」
でもどうやって?
また階段から落ちるのか?
「いや、その必要はない。」
じゃああれか?
嵐の中、歩道橋で滑って転んで
雷が落ちる瞬間におでこぶつけ合えばいいのか?
「なんの話だ?」
違うならいいよ!もう。
「俺の能力でお前の意識の一部を飛ばす。」
んーとイマイチ言ってることの意味がわからないんだけど…
「説明するより体験したほうが早い。」
そう言うと佐々木は俺の顔をおもいきり掴みかかって来た。
「俺のこの手が真っ赤に燃える!勝利を掴めと、轟き叫ぶ!!!」
え!?ちょっと!?
「言ってる意味がわかんないんだけどおおおおぉぉぉ!」
「爆熱!ゴォォォォッドフィンガァァァァァ!!!」
俺の顔は佐々木に掴まれた。
そして俺の体を持ち上げ
「恨むなよ?」
そんな無茶な。
「待て待て待て待てま…」
「ヒィィィィィト、エンド!」
視界が赤くなった。
あー。今日も暑いなぁ…。
間違えた、顔が熱いなぁ。


気づくと知らない天井が目の前に映った。
どこ?ここ…。
『気がついたな。』
佐々木の声がする。
でも何処にもいない。
『俺は今お前の意識に直接話しかけているからな。』
どういうことですか?
僕にはさっぱりなんですが。
『お前は今、金田の家にいるはずだ。』
そんな馬鹿な。
さっきまで学校にいたんだぞ?
『ああ。本体はこっちにいるぞ。』
本体?
『お前の意識は金田の体に移っているんだ。』
嘘もつくならもっとマシなヤツを用意しておくんだったな。
『嘘だと思うなら、鏡でも見てみるんだな。』
鏡?
俺は言われるがままに鏡を見る。
「…!!」
絶句。
俺の目の前には、
金田が絶句する姿があった。
既視感が襲う。
前にもこんなことあったよね?
『わかったか?』
ああ、わかった。
…後で殺す。
俺に殺意が芽生えたのだった。


はい。せっかく戻ったのに
まためんどくさいことになりました。
さぁ俺は佐々木を殺せるのでしょうか?←そこかよ!
それでは。

2009年9月6日日曜日

創作文の続きその6

前回までのあらすじ

以下略。


略すなー!!



何やってんの!
もうあらすじめんどくなってんじゃんか。
だったらスパッと本編行きゃいいだろーが!


最近天の声のボケがうっとうしくなってきたな。
そんな事はどうでもいい。


大事なのは金田が倒れた件だ
「どういうことなんだ?説明してくれ。」
俺は木山に詰め寄る。
多分女子(見た目)にこういう風に迫ったのは
初めてのことだ。
「だから!話の最中に寝ただろ?」
それは俺だろうが!
…ん?
コイツ…
「おまえ、金田が寝たって言ったな…」
「うん。それがどうかしたか?」
要するにだ…
「要するにおまえは…」
肩が震える。
要するに入れ替わった事実そのものが消えているのだ。
そのまま木山を放し
この状態をどうしてくれようか考える。

「でもヘンだな…」
またしても謎が増えた。
中途半端に残った記憶。
それが本当にあったことか…それとも…

とりあえず金田がただ寝込んでいるわけじゃないのは
なんとなく嫌な予感としては存在していた。
「意識を持っていかれたな。」
佐々木が俺にささやいた。
意識?持って行かれる?何のことだ?
「白を切る必要は無い。俺はすべての状況を把握している。」
なんだと?
俺は佐々木の話を聞くべく外へ出た。

「すべての状況を把握しているってどういうことだ?」
「もちろん言葉のとおりさ。」
佐々木は続ける。
「ここ数日間、木山の意識が向こうとこちらで入れ替わっていたり
お前と金田が入れ替わったりした事実は理由を含め分かっている。」
まじか?
でも俺が前に聞いたときは…
「あのときは…お前が向こうの意識の人間だと認識するのに
少々時間がかかった。」
ああ。どうりで。
てかいつから長門キャラになったの?
「気にするな。今回の俺はそういう仕様だ」
よくわからんが、とにかく助かる。
「で」
俺はさっそく訊き出す事にした。
「どうして木山は入れ替わった?この世界で何が起きてる?」
「今はお前に教えるわけにはいかない。」
何故だ?
「知ったところで今のお前では対処できないからだ。」
はっきり言われた。
「なら俺と金田が入れ替わった理由はなんだ?」
佐々木は黙っている。
畜生。これもダメか…
すると佐々木は口を開いた。
「お前は木山の意識に呼ばれてこの世界に来た。」
なんだ?
「正確には本来ここにいるはずのお前が、
向こうに飛んだ木山の意識に呼ばれた。
結果、お前が向こうからこちらに来た。」
えーと…?
「一つの世界には同位体は存在しない。
また、一つの体に二つの意識が存在することは
通常不可能だ。」
要するにだ。
俺はこっちの世界の俺に体から
はじき出されたってわけか。
「そういうことだ。」
じゃあなんで木山が俺を呼んだんだ?
「深層心理でお前が必要な事態だと判断したからだと推測される。」
キョンか俺は。
「ある意味それに近い。」
事態が事態なだけにぜんぜん嬉しくない。
「とにかく…今はこれしかお前に話せない。」
わかったよ。
「理解できる領域に達したときにまた話す。」
いつになることやら。
「先に行くぞ。」
そう言うと佐々木は武道場に戻っていった。


佐々木が難しい単語を発し始めました。
やっぱこういう仕事は佐々木にしかできないな。
これからガンガン使おう。

2009年9月4日金曜日

創作文の続きその5

前回までのあらすじ


俺「なんでこんなことに…」
目の前には人が倒れている。
腹部に刺し傷があって
そこからとめどなく血が流れ出ている。
そして、自分の足元には血に染まった包丁。
ちがう…
俺じゃない!!
でも…
ここにいれば間違いなく疑われる。
いけない…逃げなきゃ…!
俺はその場から逃げ出したのだった…

何嘘ついてんだよ!!

なんだよコレ?
剣道部殺人事件てシャレになんねーよ!
しかも俺、絶対犯人と勘違いされるじゃんか!!!

いつもどおりツッコむ。
もはやあらすじのボケはデフォルトなんだろうな。

で…
「ここはどこだ?」
全く知らない場所に一人立っていた。
目の前には不思議な建物がある。
てか見渡した限りこの建物以外何も無い。
とりあえずその建物に入ってみることにした。


「すいませーん。誰かいますかー?」


どうやら店のようだ。
いろいろ雑多なものが並んでいる。
すると奥から
「…いらっしゃい…」
という声とともに
うさんくさい占い師みたいなオッサンが出てきた。
「今日は何をおもとめで…?」
オッサンは俺の顔をまじまじと見る。
なんだよ気色悪い。
「あぁそれが欲しいのか…」
なにかわかったらしいオッサンは
店の奥からなにやら怪しげな手袋を持ってきて
「これをはめれば君の願いは叶うだろう…」
と言った。
俺は願いなんて言った覚えない。
しかもこんな小汚い手袋絶対はめたくない。
「それでお代は…」
金取るのかよ!
「…もうもらっているね?」
は?
俺はまだなんにもしてないぞ?
オッサンはそのまま話を続けた。
「ところで君。パプペポンて知ってるか?」
はい?パプ…なんだって?
「パプペポンてのはあれだ。神殿の名前でな…」
パルテノン神殿なら知ってるが…
つーかこいつ銀さんと同じ間違え方してるよ。
「パプペポンじゃなくてパルテノンじゃないんですか?」
「パルテノン?なんじゃそら?パプペポンのばったモンか?」
なんなんだよこのオッサン。
あぁ…俺、何やってんだろ?
「おい。話きいてるのか?」
やかましいなオッサン。
意識が遠くなる…





俺は自分の布団の上にいた。
何コレ?
夢オチ?
てかいつの間に自分の家に帰ってたんだ?


部屋を出て鏡を見る。
うん。
俺だ。
見慣れた残念な顔がそこにいた。

今日も部活があるような気がしたので
急いで準備。
まったく何てアホな夢を見ていたんだ。

武道場につくと
ほとんどの人が来ていた。

木山は…いない。
「いつもの寝坊だろ?」
佐々木がボソっと言った。
とそこへ
「おくれた~!!」
と言う声が飛び込んできた。
「お。噂をすれば。」
木山だ。
…あれ?
女バージョンのままだ。
でも俺は元に戻ってる。
夢オチじゃなかったのか?

「ん?俺の顔になんかついてるか?」
木山が不審そうな顔をした。
「いや。しいて言うなら寝癖がひどいぞ」
木山の髪は元からクセっ毛なのに更に寝癖がついてる。
木山は必死に言い訳した。
「だって寝坊してクセ直す時間なかったんだよぅ。」
それは寝坊したお前が悪い。
「二人とも仲が良いねぇ。」
佐々木に茶化された。
やめろよ佐々木。
蹴られるの俺なんだぞ?
案の定蹴られた。
…痛い。

そういえば金田を見かけないな。
「金田どうしたの?」
すると木山が驚いた顔でこちらを見た。
「どう…って、昨日倒れたじゃないか」
え?
「なんだそれ!?俺初めてきいたぞ?」
「おめーあの場にいただろ!?何寝ぼけてんだよ!」
いやいやいや!
マジで寝起きのお前に言われたくねぇ!
そうじゃなくて!
どういうことだ?
俺の知らない所で俺は金田が倒れるのを目撃したって?
だめだ…
ぜんぜんわからねえ。
そのとき思考が止まるのを感じた。


もうだめ…ネタがない。
ちゃんと話かんがえよ。

2009年8月31日月曜日

創作文の続きの続きの続き

前回までのあらすじ(部長さんの~続きの続き)

木山部長が原因不明の女体化
部員たちはそれに気づかない。

しかしなぜか俺は木山の異変に気づいてしまう。
それどころか階段から落ちた拍子に
女子と体が入れ替わる事件が発生。


早くも当事者になってしまった。

どうなるんだよ俺…

そしてなんか爆発して爆発すればいいと思いました。

作文!?


といつもどおり天の声のボケにツッコんだ。

それどころじゃない事を思い出す。
そうだこの状況。

俺、見た目金田なんだよな?
いつだったかSF小説で読んだ展開なら
俺の体はどこいったんだ?
辺りを見回すと、
脇のほうでそれっぽいのがのびてる。

うわ俺…こんななんだ…
ちょっとショックかも…

てかそれより金田の意識があるかどうかが
心配だぞ。

佐々木が俺の体をゆすった。
俺の体が起き上がる。
「ほにゃ!?」
ほにゃ!?て…
やめろ金田…俺のキャラが危うくなるぅ…!
「え?」
そんな思いが伝わるはずもなく…
あれ?
伝わったのか?
金田が黙った。
木山が俺…の体の金田に近づいてる。

あいつ気づいてない!!
今金田になんか言われると厄介だ。
「金田…じゃなくて冨田…ちょっと…」
金田は俺を見てとてもびっくりしている。

かまうもんか。
とにかく脱出せねば。
俺は自分の体を引っ張る。
側から見るとなんか勘違いされそうなシチュエーション
だがそんなこと言ってられない。

あの場から離れると
金田にこの容姿について説明した。
「とにかく、驚いたと思う。でも信じて欲しい」
「ウチ…」
「つらいかもしれない。でも戻る方法はあるはずだ」
「ウチ…」
「だから少しの間辛抱してくれ」
「でかくなってるぅぅぅぅ!!!」
「はいぃ!?」
呆れた。
普通ショック受けるだろ?
ショック受けるどころか
喜んでるってどういうことだ?
「でも見た目俺なんだぜ?」
「威厳アーップ!」
踊りはじめやがった。
流石に恥ずい。
「ちょ…やめてぇぇぇ!」

武道場に戻ると
木山を呼んだ。
「なーに?ミニマム」
カチン。
ちょっとむかつくな…
状況説明しようかと思ったが
ちょっと寄り道するか。
「そのミニマムっての止めない?」
俺は木山に向かって冷ややかに言った。
「ミニはミニだろ」
コイツ…しかし怯むな!俺!
「今はお前も変わらんだろうが」
木山がブルーになる。
普通ならこの時点でバレてもおかしくないの
だが木山は金田(中身俺)の反撃に
動揺の色を隠せていなかった。

すると予想通り
蹴りを入れてきた。
残念でした。
すばやく回避運動。
鮮やかに避けた。
そしてそのまま反撃。
でこピンが木山の額にクリティカルヒットした。
「!?…!??」
もうびっくりしすぎて言葉になってない。

「おおお!」
俺の姿をした金田が歓声を上げる。
側からみれば金田が木山に勝利という
前代未聞の事態だからな。


「そーいうことだったか」
状況が状況なせいか
木山の反応はわりと普通だった。
「一瞬マジで金田にやられたかと思った」
すまん。
「ウチ快感だったよ~」
嬉しそうだなオイ。
「てめぇ…!(怒)」
木山が構える。
「う…」
俺の後ろに隠れるな。
「だってぇ…」

と、ここで本来の話に戻ろう。
「まぁ…お前が入れ替わったのはわかった。」
「入れ替わった以上、お前も関わってもらうぞ金田。」
「ふぇ?何のこと~?」

さぁ、ややこしい話を整理するぞ。
木山は本来、男である。
そこは揺らがない真実だ。
てかほんとは女でした~
俺の勘違いでした~とかいうオチは無い。

そして原因は不明だ。
何か手がかりはないのか?

「そういえば…」
木山が口を開く。
「体が変わる前の晩にヘンな夢を見た…」
なんだと!?
「…ような気がする。」
はっきりしないな。


言っておくが夢オチはないぞ。
それにこれが木山の夢だったとして
その夢に意識を飛ばす能力は俺には無い。

でも新しい情報だ。
きっと何かのヒントになる。
俺は木山に訊ねた。
「で?」
「で?」
この野郎、オウム返ししやがった…!
「どんな夢だったんだよ。それ。」
「あ…あぁそゆことか」
それから木山はうーんと唸った後
「なんかヘンだったんだよな」
それはさっき聞いた。
「いや…俺は店にいたんだ…そして…」
そして?
「店の店主に言われたんだ…」
何を?
「水中クンパカ?しろって」
は?
「そんででっかい水槽に入れられて」

「粉を目いっぱいかけられた。」
確かにヘンな夢だ。
しかし、どうも関係なさそうなニオイがぷんぷんするぞ。
そもそも何の店で水中クンパカってなんなんだ?
「ごめん木山、やっぱ関係なさそう」
「そうか?まだ続きが…」
続きがあるのかよ…
「もういいよ…本当ごめん」



よーし次の問題を整理するぞ。
「お前と金田が入れ替わった件だな」
単純に俺の不注意でコケて
金田と頭打った拍子に
入れ替わった…と思う。
「はっきりしないな~」
木山に言われた。

何せ当事者だからな。
状況についていけてないんだよ。
今ならちょっとお前の気持ちがわかるぞ。木山。

「そういえばウチも夢見た。」
なんだと?
そういや、俺より起きるのが遅かったな。
「どんな夢だったの?」
例によって同じ質問を金田にする。
「えーとね…」
自分の考える姿ってこんななんか…
「お菓子つくった~☆」
それだけ?
「お店にいってね~材料が凄く安くてね!」
おおぅ目が輝いてるぞ。
「それでね、いっぱい買って…」
ん?止まったぞ?
「それで?どしたよ?」
「えーと…店の人におちゃっぴ~(?)の話をされて…」
おちゃっぴ~て何だー!!
「気づいたらこうなってた。」
ん?
じゃあお菓子作った夢はどうした?
「あれ?ウチみたんだけどな…?」
てかおちゃっぴ~て何?

「わかんない。」

ですよねー。

さあてこっちも関係なさそうだぞ。



でも俺は気づいていた。

この二人の共通点…
二人とも「店」で「店主」の話を聞いている。
気づいているのか?
木山と金田を見やる。
二人とも腑に落ちない感じだった。
「どうしたよ?」
俺は二人に聞いた。
「いや…」と木山。
「うーん…」と金田。
どうやら夢の話が引っかかっているようだった。
まぁ夢なんて曖昧なものだしな。
それでも共通点があるのは不自然極まりない。

あれ?そういや俺だけ夢みてないのか?
なんだ…
急に眠気が…
なんでだよ…まだ話のとちゅぅ…

そのまま視界が暗くなった。


ネタ尽きて限界突破中です。
俺を助けて木山ぁ…

創作文の続きの続き

木山氏が第三弾を書いたので
続投します。

これは木山氏のブログの暇つぶしから派生した話です。

微妙にキャラクターや背景設定が違うのは
打ち合わせしてないからと思ってください。


前回までのあらすじ(部長さんの~創作文の)


俺はちょっと勉強が苦手な高校生。
いつものように部活に出ると
部長が女になっていた。
部長は俺の記憶上、男だったので
俺は酷く困惑する。

しかしこの異常に部のメンバーは気づかない。
どうやら俺と部長だけ気づいているようだ。

なぜだ?
どうして俺なんだ?

俺はいったい…


少しくらいボケろやぁぁ!!
何真面目にやってんの?
これじゃ俺つっこめねーじゃんかぁぁぁ!!

「は!?」

夢か…
つーかなんちゅう夢だ。

昨日に続き今日も部活がある。
なぜなら試合が近いからだ。

まったく試合前はこれだから…
文句を垂れながら
武道場へと向かった。

昨日から状況はかわらず
木山がかわいそうに見える。



だいたい木山のことなのに
俺まで悩むのはおかしいんじゃないか?
そうだよ。
よく考えればそうだ。



今にして思えば…
そんなこと考えたから
あんなことになったのかもしれない。

俺はジュースでも買おうと
階段を下りていた。
下から金田が上がってくる。
「おーす」
「んー」
これがいつもの挨拶だ。

とそのとき階段を踏み外した。
バランスが崩れる。
そのまま踊り場にいる金田に向かって
転げ落ちた。

ゴォン!!

すごい音が響く。
俺は金田と一緒に踊り場の床に
頭を打ったらしい。


武道場にいた部員が一斉に出てくる。


「大丈夫かお前ら!?」
「先輩しっかりしてください!」

あんなに凄い音がしたわりに
痛みはなかった。

俺はすっと立った。
「ん?」
視界が悪い。
てか低い。
そんでなんとなくさっきと格好が違う。

「大丈夫ですかあ!?ほんとに!?」
後輩の女子部員木村さんである。
彼女は一年のなかでいじられキャラが
確立してしまい、可哀想な子。

そんな彼女も木山のことを
女子だと思っている部員の一人だ

状況にのまれやすいのか知らないが、
彼女は俺にとんでもないことを言った。

「どこか悪くないですか?金田先輩?」
はい?
今なんて?
「俺は金田じゃないぞ。」
俺は真顔で言った。
今度は木村さんが
疑問符を頭に浮かべた。

いや、違うだろ?
ちがうよね?ね?

集まった部員が
ついに頭がイカレた科学者を見るような
そんな目をこちらに向けた。

そんな中、木山が持っていた鏡を
こちらに向けた。

絶句。

冗談きつい。

俺が覗いた鏡の向こう側には
絶句した金田の顔があった。

「う…嘘だぁぁぁぁぁ!!!」


つーことで
事件発生です。

これから先どうなるやら。

早くもネタが尽きそうです。
どーしよ。

2009年8月28日金曜日

創作文の続き

木山氏のブログの暇つぶしから
この話は派生しました。

前回のあらすじ(部長さんのブログ~

木山が朝起きたら性転換しててー
でもみんな平然としててー
なんか俺だけ違和感感じてー


頭が真っ白になった。


意味わかんねぇー!!

もっと真面目にやれよ!!

と、天に向かってツッこんだところで
我に返った。
「?」
木山が首を傾げている。

ああすまん。
こっちの話さ。

「ちょっと来て。話がある。」
今度はなんだ?

木山は俺を外までついてくるように言った。
もっと別のシチュエーションで聞きたかったね。

「実は自分でも違和感があるんだ」
どうやら木山も自分の容姿がそれまでと違う
という風に思っているらしい。

「朝、この姿になっていたのを見たときからずっと混乱してる」

だろうな。
朝起きたら女の子になってました~なんて
ラノベじゃあるまいし。
あ、もしかしてラノベの読みすぎでそうなったんじゃ…
「んなワケあるか!」
「痛!いきなり蹴るなよ。」
「とにかく。お前は俺が男だったと記憶しているんだな?」
「残念ながらこんな美少女は記憶に無い。」
てめぇぇ!!(怒
顔を真赤にして木山が蹴ってきた。
「痛い痛い!わかったから!茶化さないから!蹴らないでぇ!」


そうだ部活を始めなくてはと
足早に木山が去る。
その姿は昨日まで男だったと言う方が間違っていると思わせた。

一瞬立ちくらみがした。

ない。これはない。

何を考えているんだ俺は?
まさか俺、この世界で…

いらん事考えた。忘れよ…

武道場に戻ると金田が寄ってきた
「ね、木山さんとこの娘さんと何話てきたの?」

彼女は小柄な体に天然属性という
俺の過去の妄想が具現化したんじゃないか…て
何言わすんだコラ。

そんな彼女と木山はなんか
いっつも闘っているイメージがあったので
訊いてみることにした。

「それよりさ、最近木山どうだ?」
「え?別に普通だけど?」
即答ですか…

「それは、普通に攻撃してくるのか?」
「なんで?いつも加藤くん以外攻撃してないよね?」
まじか…

「今日はなんかヘンだけど…でも攻撃とかは…」
「そっか、ありがと。」
もういい…

「そうだ今度またお菓子つくるよ~」
彼女の趣味はお菓子づくりである。
俺は彼女が作るいろいろなお菓子が好きだった。
「楽しみに待ってるよ」

そういって着替えにいった。

そういや部活のときは違和感感じなかった。
防具かぶってるからか?

いや、なんとなく木山が普通に感じる。
おかしいおかしいおかしい…

「ん?どうした?」

今声をかけてきたのは
佐々木というメガネだった。
彼は俺の記憶上オタクで男だ。
なんやかんや頼りになる。

「なんでもないよ」

彼もまたこの状況にのまれているのか?

「ところでさ」
佐々木が訊ねてきた。
「木山の様子がヘンじゃないか?」
まさか…この異常にコイツも気づいているのか
「だよな?やっぱりわかるか!?」
俺は錯覚していた。
ヘンの意味を取り違えていたのだ。
「なんかいつもと違うって言うか…」
「うんうん」
「ちょっととげとげしいって言うか…」
「うん?」
「より男っぽくなった?」
…そっちか。

つまり、今まで木山(女)と一緒だった彼らが
木山の中身が木山(男)になったことで
違和感を感じているようだ。

そんな馬鹿な。
お前までのまれちまったのか…

なんやかんや頼りにしてた存在が一つ減った。

俺だけどうして覚えてるんだ?
俺も忘れてしまえば楽だったのに…

家に帰ってもそのことを考えてみたが
答えはやっぱり出なかった。

この翌日。
ある事件をきっかけに
この問題は更に深まるのだが
今はそんな事知るよしもない。


つーことで続きです。
相変わらずフィクションです。

続くかどうかは木山氏しだいなので
わからない。

2009年8月27日木曜日

部長さんのブログに触発されて

俺は剣道部に所属している普通の高校生だ。
…学力は普通よりちょっと劣るけど…
ちょっとだけだよ。ホントだぜ?


そんな俺も怒涛の夏休みを乗り切り

慌しい高校生活に戻って早一ヶ月。
にも関わらず未だに暑い日が続く。

今日もそんな暑い中部活だ。

あ~あ…だるいな~。


武道場まえに靴が多い。
どうせ部長が弟くんを連れてきたんだろう。

俺あの子苦手なんだよな…


武道場に入ると
ある程度聞き慣れた声が聞こえてきた。

「姉貴ー」

案の定木山の弟くんだった。

弟くんを眺めながら辺りを見回す。

ん?

なんか見慣れないお嬢さんが…
あんなんいたっけ?

大きさはちょうど金田と同じくらい。
寝グセなんだか天然なんだか
わからないクセっ毛を肩まで垂らしている。

その女子は
俺を見るなり駆け足で寄ってくる。

「ねえ!」

俺?

少女は続ける。

「あんたもなんとも思わない?」

なんの話だか俺にはさっぱりだ。

つーか誰?

すると金田が答えてくれた。

「木山さんとこの娘さんだよ」

あーそっかぁ…

きやm…何て!?

この可愛い感じの女子が
木山だと?

混乱する。

俺の記憶上
木山は男であり
もう少し身長が高くて
「木山さんとこの息子さん」と呼ばれてて
弟くんに兄貴と呼ばれていた。

この相違点はなんだ?

なぜみんな平然としているんだ?

どうせジョークだろ?

みんなで俺を驚かそうってんだろ?

俺はみんなが木山だと言う
少女に訊いた。

「本当はどなたですか?」

その質問に少女は驚いていた。

え?俺…なんかまずい事聞いた?

「誰かわからないの?」

…まさか…な…

「木山だよ。部長の」

頭が真っ白になったのは言うまでも無い。


はい。

木山さんのブログで面白そうなことやってたので
便乗しました。

…俺に文の才能は微塵もないことが判明しました。

ちなみにフィクションなんで
実在する人物、団体、地名等は
一切関係ありません。(お約束)