木山氏のブログの暇つぶしから
この話は派生しました。
前回のあらすじ(部長さんのブログ~
木山が朝起きたら性転換しててー
でもみんな平然としててー
なんか俺だけ違和感感じてー
頭が真っ白になった。
意味わかんねぇー!!
もっと真面目にやれよ!!
と、天に向かってツッこんだところで
我に返った。
「?」
木山が首を傾げている。
ああすまん。
こっちの話さ。
「ちょっと来て。話がある。」
今度はなんだ?
木山は俺を外までついてくるように言った。
もっと別のシチュエーションで聞きたかったね。
「実は自分でも違和感があるんだ」
どうやら木山も自分の容姿がそれまでと違う
という風に思っているらしい。
「朝、この姿になっていたのを見たときからずっと混乱してる」
だろうな。
朝起きたら女の子になってました~なんて
ラノベじゃあるまいし。
あ、もしかしてラノベの読みすぎでそうなったんじゃ…
「んなワケあるか!」
「痛!いきなり蹴るなよ。」
「とにかく。お前は俺が男だったと記憶しているんだな?」
「残念ながらこんな美少女は記憶に無い。」
「てめぇぇ!!(怒)」
顔を真赤にして木山が蹴ってきた。
「痛い痛い!わかったから!茶化さないから!蹴らないでぇ!」
そうだ部活を始めなくてはと
足早に木山が去る。
その姿は昨日まで男だったと言う方が間違っていると思わせた。
一瞬立ちくらみがした。
ない。これはない。
何を考えているんだ俺は?
まさか俺、この世界で…
いらん事考えた。忘れよ…
武道場に戻ると金田が寄ってきた
「ね、木山さんとこの娘さんと何話てきたの?」
彼女は小柄な体に天然属性という
俺の過去の妄想が具現化したんじゃないか…て
何言わすんだコラ。
そんな彼女と木山はなんか
いっつも闘っているイメージがあったので
訊いてみることにした。
「それよりさ、最近木山どうだ?」
「え?別に普通だけど?」
即答ですか…
「それは、普通に攻撃してくるのか?」
「なんで?いつも加藤くん以外攻撃してないよね?」
まじか…
「今日はなんかヘンだけど…でも攻撃とかは…」
「そっか、ありがと。」
もういい…
「そうだ今度またお菓子つくるよ~」
彼女の趣味はお菓子づくりである。
俺は彼女が作るいろいろなお菓子が好きだった。
「楽しみに待ってるよ」
そういって着替えにいった。
そういや部活のときは違和感感じなかった。
防具かぶってるからか?
いや、なんとなく木山が普通に感じる。
おかしいおかしいおかしい…
「ん?どうした?」
今声をかけてきたのは
佐々木というメガネだった。
彼は俺の記憶上オタクで男だ。
なんやかんや頼りになる。
「なんでもないよ」
彼もまたこの状況にのまれているのか?
「ところでさ」
佐々木が訊ねてきた。
「木山の様子がヘンじゃないか?」
まさか…この異常にコイツも気づいているのか
「だよな?やっぱりわかるか!?」
俺は錯覚していた。
ヘンの意味を取り違えていたのだ。
「なんかいつもと違うって言うか…」
「うんうん」
「ちょっととげとげしいって言うか…」
「うん?」
「より男っぽくなった?」
…そっちか。
つまり、今まで木山(女)と一緒だった彼らが
木山の中身が木山(男)になったことで
違和感を感じているようだ。
そんな馬鹿な。
お前までのまれちまったのか…
なんやかんや頼りにしてた存在が一つ減った。
俺だけどうして覚えてるんだ?
俺も忘れてしまえば楽だったのに…
家に帰ってもそのことを考えてみたが
答えはやっぱり出なかった。
この翌日。
ある事件をきっかけに
この問題は更に深まるのだが
今はそんな事知るよしもない。
つーことで続きです。
相変わらずフィクションです。
続くかどうかは木山氏しだいなので
わからない。
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