自分を中心に壁が四方を囲み天井もある。
四角い箱のような部屋だった。
その全てが白くて眩しかった。
部屋には何も無くて
ただ白い壁があるだけ。
見渡す内に違和感を覚える。
扉が、窓が、入口が無いのだ。
どうやってこの空間に入ったのだろう。
無意識のうちに入ったか
あるいは入った事を忘れたにしても
何かあっていいはずである。
そういえば気が付いてから
どれくらい時間が経過したのかも
分からない。
次第に壁が狭まって来るように見える。
閉所恐怖症な訳ではないが
次第に怖くなってきた。
感覚が麻痺して来るのを気のせいで無く感じる。
ここは何処なんだろう。
なんでこんなところに俺は居るんだろう。
どうやってここに入ったのだろう。
どうして何も無いのだろう。
どのくらい時間が経ったのだろう。
遠くにあった筈の壁が目の前にある。
そして何も分からないまま…
という夢を見たんだ。
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