2010年3月10日水曜日

白い部屋

気づくと知らない場所にいた。


自分を中心に壁が四方を囲み天井もある。

四角い箱のような部屋だった。

その全てが白くて眩しかった。

部屋には何も無くて
ただ白い壁があるだけ。

見渡す内に違和感を覚える。

扉が、窓が、入口が無いのだ。

どうやってこの空間に入ったのだろう。

無意識のうちに入ったか
あるいは入った事を忘れたにしても
何かあっていいはずである。


そういえば気が付いてから
どれくらい時間が経過したのかも
分からない。

次第に壁が狭まって来るように見える。

閉所恐怖症な訳ではないが
次第に怖くなってきた。

感覚が麻痺して来るのを気のせいで無く感じる。


ここは何処なんだろう。

なんでこんなところに俺は居るんだろう。

どうやってここに入ったのだろう。

どうして何も無いのだろう。

どのくらい時間が経ったのだろう。

遠くにあった筈の壁が目の前にある。


そして何も分からないまま…


という夢を見たんだ。

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